茶白のマロン

心室中隔欠損症の猫。2017.10.20に天国へ。

8/22〜28の入院、検査の結果

先ほど、マロンが退院しました。

今自宅に戻り、休んでいます。

体重はまた減ってしまい、1.8キロになってしまいました。


熱は少しだけ落ち着いたと言われていますが、まだずっと39度台で、カリウムの数値は少し回復しましたが、それは点滴と服薬のためだと思うので根本的に改善されたとは言えないような。。。

体調も正直あまり変わっていないように見えます。


ただ、我が家に戻ってきてとても嬉しそうにしています。

モカも嬉しそうで、テンションが上がっていました。

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そして、とても辛いお話をさせていただかなくてはならなくなりました。




実は昨日まで体調不良の原因究明のため、便や血液検査をし、エイズ白血病などはなし。

伝染性腹膜炎の疑いも薄いと言われていました。


しかしマロンを迎えに行く直前に、外部に出していた新しい検査結果が戻ってきたそうです。


その結果


コロナウィルス抗体が、51.200倍という最大値でした。

先生より、ほぼ伝染性腹膜炎(FIP)だろうと言われました。


病名が確定的に言われないのは、

もうご存知の方も大勢いらっしゃると思いますが、

猫ちゃんに関わらず病気というものの中には様々な症状と様々な検査結果の数値などを合わせて、

その結果「この病気だろうという」と病名がつくものもあるそうで、

FIPも何種類もの検査の結果で少しずつ確定にいたるものだそうです。


マロンは腹水などのウエットタイプにある症状が見られないのでおそらくドライタイプで、

そうなると腹水を採取し遺伝子検査するのはできないという事です。

それでもこの51.200倍という数値は最大値になるのでおそらくそうでしょうとの事でした。


昨日まで「可能性は薄い、でも安心はできないですよ」と先生には言われていたのに。。

どうしても、まさかこんなにも不幸が重なるなんておかしいと、

皆さんが応援してくれているんだから大丈夫だと、期待してしまっていた自分がいました。


皆さまにも色々とご協力いただいていたのに、こんな結果になってしまい本当に申し訳ありません。


先生には、まだ手がないわけではないと言ってもらっていますが、実際には望みが非常に薄いというのが皆様承知の事実だと思います。

やはり皆さまにお金というご協力をいただいていて、ポジティブな事ばかり言う事もできません。


手術の望みはかなり薄くなってしまいました。


まだこんな状況になって数時間ですが、

答えを出すにはまだ早いと思いますが、

勝手に決断して事後報告というのは皆様のお気持ちを無視する事かなと思ったので、今の気持ちだけ綴らせていただいています。



先生だけを信じているわけではありませんし、そんな悠長な事もあまり口にすべきでないと思います。

どうしたら一番よいのか、きっと答えはないのかもしれません。


しかしもし許されるのでしたら、

もうしばらくの間、

マロンに手術が出来ないと決まってしまうその時までは、

申し訳ありませんが、望みを待って治療をさせていただきたいです。



募金やメッセージをいただいた方の中には、FIPで愛猫ちゃんを亡くされた方もいらっしゃいます。

きっとこの状況を知り、皆様様々なお考えがあると思います。


もしかしたら、それなら寄付金を返金してもらえないかと思う方もいらっしゃるのではないかとも思います。


そしてもしこのまま手術が出来ない結果になった場合には手術関係費用として集めた寄付金の事も、考えていかないといけません。


まだマイナスな事は考えてはいけないのかもしれませんが、もう少し方向性も考えてみます。

 その間も病状やご報告はこのまま続けてさせていただきます。



よろしくお願いいたします。



2017.8.28 杉山